家庭教師と塾どちらを選ぶか迷っている方は、多いのではないでしょうか。
私は家庭教師のトライの教育プランナーとして、600人以上のお子さんをサポートしました。
家庭教師と塾を併用しているお子さんや、塾から移行してきたお子さんもけっこういました。
結論から言うと、積極的に質問できる、自分で学習計画を立てられるお子さんは集団塾に向いています。
周りを気にして質問できない、自分で学習計画を立てられないお子さんは、マンツーマン指導の塾や家庭教師が向いています。
この記事では家庭教師と塾のそれぞれのメリットデメリットをくわしく解説しています。
家庭教師か塾かどっちを選ぶか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
家庭教師と塾の料金相場は?
家庭教師と塾の料金の相場はどれぐらいでしょうか。
以下の表は、月にかかる料金(60分授業×4回)を比較してみました。
小学生 | 中学生 | 高校生 | |
---|---|---|---|
家庭教師 | 12,000円~24,000円 | 16,000円~32,000円 | 20,000円~40,000円 |
塾 | 10,000円~20,000円 | 15,000円~30,000円 | 20,000円~40,000円 |
あくまでも一般的な目安であり、指導コースや都市部や地方によっても料金が異なります。
塾の種類は大きくわけて4種類
塾とは、公的な学校と違い学校の外で受ける私的な学校といえます。
塾には大きくわけて教科別学習塾・補習塾・進学塾・総合塾があります。
それぞれの特徴とメリットデメリットを解説していきます。
教科別学習塾
教科別学習塾とは、特定の教科に絞って専門的に学ぶことができる塾です。
・数学塾は数学の基本から高度な問題まで幅広く学べることができます。
数学の公式や問題解決のスキルが向上し、数学のテスト対策になります。
・理科塾は物理、化学、生物など理科の基本的な理論と実験技術などが学ぶことができます。
科学的に問題解決するをつけることができますので、理系の学部を志望する生徒に適しています。
・国語塾は言語能力や作文や文学のスキル向上ができる塾です。
文章を速く深く読む力や記述力をつけるテクニックを学ぶことができるので、受験対策にもなります。
・英語塾には英語の会話のスキルを向上させるための英会話塾と英語の文法やリーディング、ライティング、リスニングなど英語の基本的なスキルをつけるための英語学習塾などがあります。
TOEICや英検合格などの高校受験や大学受験対策の英語塾もあります。
教科別学習塾には指導形式が集団のみの塾・個別指導のみの塾・集団か個別指導かを選べる塾があります。個別指導には完全マンツーマンか1対2で授業を受ける塾があります。
その教科の専門的な知識やスキルが身につくが、その教科以外は学ぶことができない。
補習塾
補習塾とは学校の授業で習った内容を復習し、つまずいているところを修復する塾です。
生徒の学力向上や定期テスト対策の指導が中心になりますので、内申点を上げたい生徒にはぴったりの塾です。
補習塾は地域密着型の少人数で授業をおこなうタイプの塾が多いです。
中には集団形式や個別指導形式のところもあります。
学校の授業の遅れを取り戻すためや定期テストの点数を上げるためには適しているが、受験情報や入試対策のノウハウがあまりない。
進学塾
進学塾とは、受験対策に特化した塾です。
進学塾によっては入塾テストがあったり、点数によってクラス分けされるところがあります。
受験合格までのカリキュラムの進み方が早く、宿題の量も多くなります。
他の生徒と競争することで、モチベーションを高めることができます。
進学塾は集団形式の授業をおこなうところが多いですが、中には1対2や1対1で授業をおこなうところもあります。
受験合格までのカリキュラムや学習サポートは充実しているが、生徒によってはカリキュラムについていけなくなったり、宿題をこなすことがしんどくなることがあります。
総合塾
総合塾は、幅広い学年や教科を学習できる塾です。
幼児から高卒生まで、英語、数学、国語、理科、社会などから1教科だけ、または複数学の教科をぶこともできます。
補習塾のような学校の授業のフォローをおこなったり、進学塾のような受験対策の指導をこなうなど生徒の目的に合わせてカリキュラムを組むことができます。
全国展開している塾が多いので、最新の受験情報や入試問題の傾向の対策も充実しています。
総合塾には集団形式のみの塾と集団形式と1対1と1対2の指導をおこなうところがあります。
学校の授業のフォローから受験期には受験対策コースに切り替えるなど柔軟に対応できるが、教科別学習塾に比べて教科の専門性の高さでは劣ります。
塾のメリットデメリット
塾には個別指導タイプと集団タイプがありますが、集団塾のメリットデメリットをまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
〇他の生徒の競争することでモチベーションアップにつながる 〇家庭教師と比べて料金が安くなる 〇大手塾は自習室が完備されている 〇家で落ち着いて勉強できる環境でない人に向いている | ×塾のスケジュールに合わせる必要がある ×質問しづらい ×塾のカリキュラムについていけない場合がある ×自宅から塾に行くまでの時間がかかる ×講師と合わない場合交代してもらえない ×一部の進学塾では競争が激しく、ストレスや焦りが感じる |
他の生徒と交流したい、競争意識を持つことで勉強のやる気をアップしたいお子さんは塾が向いています。
塾の会社は全国で810社もあるので、全部の会社を調べるのに時間がかかりますし大変ですね。
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塾をおすすめする人
塾をおすすめする人
- 他の生徒とも交流がしたい、競争心を持つことでモチベーションが上がる
- 周りを気にせず質問ができる
- 自分で学習計画を立てられる
それぞれくわしく解説していきます。
●他の生徒とも交流がしたい、競争心を持つことでモチベーションが上がる
他の生徒の頑張っているところも見て刺激を受けたい
他の生徒と励ましあって仲間意識を持ちたい
競争心を持つことがモチベーションにつながる
上記のようなお子さんは、塾が向いています。
●周りを気にせず質問ができる
周りに他の生徒がいても、気にせず質問できるお子さんは塾に向いています。
塾によっては、授業後に質問の時間をもうけるところもあるようですが、順番待ちをしている生徒が多くてなかなか自分にまわってこないという声も聞きます。
1対2や1対3の個別指導塾でも、他に生徒がいることで気兼ねして聞けないというお子さんは、その場で質問できて即解決できる完全マンツーマン指導の個別指導塾を選ぶといいです。
塾を選ぶなら完全マンツーマン指導の個別指導塾がおすすめ
個別指導塾といっても1対1の指導形式とは限りません。1対3もしくは、1対2の指導形式がほとんどです。
1対3や1対2の指導形式よりも指導料が高くなりますが、完全マンツーマン指導の個別指導塾をおすすめします。
1対複数だと、例え90分の授業でも、一緒に受ける生徒が多ければ多いほど、お子さまが先生と勉強できる時間数が減ってしまいます。
(1対2だと一人あたり平均45分、1対3だと一人あたり平均30分になってしまいます。)
塾のデメリットを解決してくれる完全マンツーマン指導の個別指導塾がおすすめ
次のような個別指導塾を選びましょう。
- 1対1の完全マンツーマン指導
- 生徒に合わせたオーダーメイドカリキュラム
- 担当の教師の交代が可能
- 自習室が完備されている
- 高額な教材を買う必要がない
- 学校の補習と受験対策のどちらにも対応している
- 指導実績豊富なプロ家庭教師も在籍
- 無料体験学習がある
マンツーマン塾を検討する方は、こちらの記事を参考にしてください。
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家庭教師のメリットデメリット
ここでは個人契約ではなく、家庭教師を派遣する会社のメリットデメリットを書きます。
メリット | デメリット |
---|---|
〇親の目が行き届く自宅で学習できる 〇生徒が授業をさぼりにくい 〇生徒のスケジュールに合わせてもらいやすい 〇防犯の面で安心 〇周りを気にせず質問できる 〇一人一人に合わせたカリキュラムを作成 〇生徒に合わせた指導をしてもらえる 〇生徒と教師が合わなければ無料で交代してもらえる 〇教師の授業内容が保護者も把握できる 〇教師以外にもサポートしてくれるスタッフがいる | ×塾よりも料金が高くなる ×教師の交通費を負担しなければいけない ×学生教師の質にバラツキがある ×他の生徒との交流がないので、競争意識がめばえない ×勉強する部屋を用意しなければいけない |
家庭教師派遣会社は35社以上ありますので、どの家庭教師派遣会社を選べばいいか迷いますよね。
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家庭教師をおすすめする人
家庭教師をおすすめする人
- 自分で学習計画が立てられない
- 子どもの習い事や部活で忙しいので時間を合わせにくい
- 通塾は夜遅くなるので心配
- 周りを気にして質問ができない
- 体調の問題で家から通うのが難しい
それぞれくわしく解説していきます。
●自分で学習計画が立てられない
自分で毎日の宿題や学習の計画を立てられないお子さんは、家庭教師が向いています。
家庭教師は、毎日の学習計画を立ててくれて、学習管理をしてくれます。
何から始めればいいのか、いつまでにすればいいのかがわかります。
●子どもの習い事や部活で忙しいので時間を合わせにくい
習い事をしていたり部活で忙しいお子さんは、スケジュール調整してもらえる家庭教師がおすすめです。
家庭教師なら教室までの往復の時間をはぶくことができます。
●通塾は夜遅くなるので心配
親が仕事で塾の送迎ができないけれど、子どもだけで塾に通わせるのは心配という人は家庭教師がよいでしょう。
●周りを気にして質問ができない
勉強に自信がないお子さんは、自分の質問を周りに聞かれるのをものすごくいやがります。
私自身も中学生の頃、英語の集団塾に通っていましたが、質問したくても周りの生徒にどう思われるかをきにして質問できなかった記憶があります。
家庭教師であれば、自宅の静かな環境で教師と1対1なので、安心して質問ができます。
●体調の問題で家から通うのが難しい
起立性調節障害で不登校になっている中学生が多くなっています。
私が家庭教師のトライの教育プランナーの時に、起立性調節障害のお子さんをたくさんサポートしました。
体調が悪いと塾に通うのが大変なので、家で勉強を見てもらえる家庭教師が向いています。
家庭教師は個人契約よりも家庭教師派遣会社がおすすめ
家庭教師には、大きく分けて個人契約と家庭教師を派遣する会社の2種類があります。
●個人契約の家庭教師とは、家庭教師と直接契約をすることです。
個人契約は家庭教師派遣会社よりも、比較的料金が安くなるというメリットがあります。
個人契約の家庭教師のトラストは、プロ家庭教師の指導料は高校生でも60分3,500円と格安です。
家庭教師の紹介料7,800円は最初の1回支払うだけです。
ただし、生徒と相性が合わない場合や教師の指導に不満がある場合、家庭教師に直接交渉しなければならないというデメリットがあります。
家庭教師とトラブルや問題があっても、自分たちで解決しなければいけません。
●家庭教師派遣会社と契約するとは、家庭教師派遣会社を介して家庭教師を紹介してもらいます。
家庭教師派遣会社は、個人契約の家庭教師よりも料金が高くなるデメリットがあります。
ですが、家庭教師の紹介後もサポートしてくれるというメリットが大きいです。
例えば、家庭教師に不満がある場合、無料で別の家庭教師に交代してもらえます。
もし、家庭教師とトラブルや問題があっても、本部やスタッフが対応してくれるので安心です。
まとめ
塾には、他の生徒と切磋琢磨できる、家庭教師と比べて料金が安くなるというメリットがあります。
家庭教師には、生徒が授業をさぼりにくい、マンツーマン指導でわかるまで教えてもらえる、周りを気にせず質問できるなどのメリットがあります。
私は家庭教師のトライの教育プランナーとして、600人以上のお子さんをサポートしました。
家庭教師のメリットと塾のメリットを活用し併用して、志望校に合格したお子さんがたくさんいます。
どのように併用したか事例も含めて解説しています。ぜひ参考にしてください。
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最後までお読みいただきありがとうございました。